2月11日、建国記念日、神奈川の小田原梅まつりへ流鏑馬を観に行ってきました。
曽我の梅林でお祭りの一環として行われます。(http://soganosato.com/)
実は、流鏑馬をみるのはこれが初めて。
学生の頃、流鏑馬道場に見学に行こうと電話までしたのですが、
当日じんましんが発症してあえなく断念して以来の流鏑馬です。
初めて見たけど、実におもしろい!
ただまっすぐ走るだけじゃんと思っていましたが、
近くで見るとこれが意外と大変そう。
200メートルくらいの走路に、的が3つ並んでいるのですが、
1つの的に向かって矢を放ってから、次の的まで準備時間がほとんどない。
実際、矢をつがえる時間がなくて、ちゃんと放てなくなることもありました。
会場では流鏑馬について詳細なアナウンスなどもあって、
初めてでも内容が理解できて楽しめました。
流鏑馬の的の後ろには、竹竿に花がさしてあります。
その理由は、かつて流鏑馬で的に当てることのできなかった武士が
それを恥じて自害してしまったから。
後ろに花をさすことで、その花にや竹竿にあたっても
的中とみなすというルールにしたそうです。
むやみやたらに死んじゃダメよって意味なのでしょうか。
もちろん、もっと厳しい「板の的」というのもあって、
これは的はただの板きれなんですが、この板が
パカンと割れないと的中とみなさないそうです。
最後には「競射」と呼ばれる決勝戦のようなものも行われたそうです。
それまでの2回の成績優秀者5名が、この競射に進みます。
そこでは2枚の土器をあわせて、中に色紙を入れた小さな的を使います。
これに的中すると紙吹雪が舞ってとてもきれいだそうです。
残念ながら、紙吹雪ではなく雪が降って来てしまい、
連れもいたのであまりの寒さに競射をみることなく帰って来てしまいました。
来年はぜひ競射も見てみたいと思います!!
流鏑馬会場の横の梅。まだ2分咲き程度でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿